DCポンプのメリットは大きく分けて3つあります。
・静粛性(振動が少ない)
・発熱が少ない
・省エネ(ランニングコストが低い)
【静粛性】
ポンプからゴボゴボ・ヴィーヴィー常に騒音がしているのは嫌ですよね。
キャビネットの中に設置していても、落水音と共に気になるのがポンプからの騒音。
ポンプ自体やポンプが振動する事により騒音が発生している為、ポンプの下にウールをひいたり対策を取られているかと思います。
DCポンプは、ポンプ自身の振動が少なく静粛性が高い構造となっております。
【発熱が少ない】
発熱が少ないポンプは何が良いのでしょうか?
夏場を想像して下さい。
気温も高く、水槽上面から高出力のライトで照らされ、更にポンプの発熱も多かったら。。。
クーラーの稼働はどうなりますか?
クーラーが水温を下げようと思っても、多大なる熱負荷を常に与えている状況ですから、長時間クーラーが稼働した状況になります。
ですから出来るだけ陸上ポンプを使用したり、効率の良いDCタイプの水中ポンプを使用する事がお勧めなのです。
水中ポンプなら水漏れの可能性を一つ潰せますし更にお勧めです。
【省エネ】
必要流量ギリギリのポンプを導入する事はお薦め出来ません。
何故なら、どのような構造のポンプでも汚れ等によって、少しづつポンプ出力が弱くなるからです。
皆さんは、ポンプの流量が10%落ちた事に気づくでしょうか?
20%では?
30%では?
実際は、かなりポンプ能力が落ちてから、初めてその事に気付き清掃等のメンテナンスを行っているのでは無いですか?
DCポンプは効率が良く出力可変なポンプです。
大き目のポンプを導入して必要な容量に出力を絞ることで、電力使用量を抑える事が出来ます。
もちろん、効率が落ちる前に定期的に清掃する事が推奨されますが、色々な都合で中々そうは行かないですよね?そんな時は、コントローラーから流量を増やして上げれば一挙解決です。
*ACポンプでは、バルブや吸い込み水量を物理的に抑えることで
流量を絞る関係で、大きく電力使用量を下げる事が出来ません。
DCポンプは必要流量に応じた電気消費となります。