皆さんがお使いのポンプやクーラー等はホースが繋げるようになっていますよね?
細かい事ですがホースコネクターの中ってご覧になった事御座いますか?
これはHSBAOのDEP-2500に付属している物です。
※内径16mmと20mmのホースが繋がるようになっています
幾つかのサイズのホースが繋がるように段々の有る構造になっています。
ここで大事なのは、どのサイズが繋がるか?だけでは無く内部構造もしっかり確認する事です。
写真が上手く取れないので絵でお伝えさせて頂きます。
一番日本で流通していると思われる内径12mmと16mmのホースが刺さるような物をイメージして下さい。
上側に内径12mmのホースが繋がり
下側まで差し込むと16mmのホースが固定出来ます。
断面図
このように流路が内径12mmのホースを刺しても16mmのホースを刺しても太さが変わらない構造なら、残念ですがどのホースを刺しても流量は変わりません。
何故なら、流量はホースの太さと共にホースコネクターの流路太さで決まってしまいますので。
断面図
もし、ホースコネクター内部を覗いて見てこのような構造で、内径16mmのホースを使っているなら、お金を掛けずに流量を一気に増やすチャンスです。
何をするって?
とっても簡単、ホースコネクターを切断するだけです。
一番上に写真を出したDEP-2500コネクターを例にしますと、
赤線の部分で切断するだけです。
すると、断面的には下記のような状態となります。
どうですか?流路部分の太さが一気に広がった事が判ります。
これをやるだけで、ビックリする位、流量が増えます。
過去実験でも解説してますが、流路の太さは流量に直結します。
当方のDEPシリーズで言えば、コントローラーでーボタンをポチポチ押して流量を制御出来ますので=省エネに繋がります。
ちなみにDEPシリーズでこの手が使えるのは、下記3種類のポンプだけです。
それ以外のポンプには下記のように複数種類のコネクターが付属してますので、使用するホースサイズに応じたコネクターをお使い頂けましたら適正な流量が確保可能です。