YouTube企画にてご紹介させて頂いてるレッドシーリーファー300G2+の立上げですが、今回の内容は動画では紹介しにくい内容ですので、ブログにて公開させて頂きます。
蓋製作理由
生体の飛び出しも嫌ですし、冬場の極端な飼育水蒸発による塩分濃度が振れるのも嫌ですので、レッドシーリーファー170の頃から蓋をしていました。流石にこのサイズの蓋は特注しないと代替品が無い為、設計だけ行い外部に発注する事にしました。
図面検討
普通の水槽で有れば、そんなに切り欠きは要らないと思うのですが、以下の点に注意して設計を行いました。
- オーバーフローBOX部切り欠き部
- 給餌用の穴の場所とサイズ
- クーラーからの戻り水が戻って来るパイプの部分
- スペクトラSP200照明用架台との干渉
結構時間を掛けて設計した図面が以下の物です。
端部のRは記載せず製作頂く会社様に相談する形としました。
発注先検討
ネットで良く広告を見かける会社様に見積もりを依頼しました。
結果3社からお見積書を頂きました。
※必要部分のみ抜粋して掲示させて頂きます。
1社目
2社目
3社目
ご覧頂いて判る通り1社だけ極端にお安い会社様が有った為、迷わずここに決めさせて頂きました。
どの会社様も丁寧かつ迅速に対応頂きましたが、この会社様は正直レスポンスも段違いに早かったです。
その会社様は株式会社コーワ様です。
下にリンクを貼っておきます。
https://www.kowa-v.jp/
完成品紹介
厳重な梱包で届けられました
緑のテープが巻かれている部分に石膏ボードに固定されて梱包されています。
ガラスを取り出した後の梱包です。
側面の発泡スチロールを見ても、しっかりとした梱包がされていた事が判るかと思います。
給餌用の穴の空いた左側の蓋です。
この穴はこの部品で普段は穴を塞ぐ予定です。
5mm厚で製作したのでしっかりとした重さが有ります。
クーラーからの戻り水パイプの有る右側の蓋です。
設置の様子
水槽上面から見た所です。照明が邪魔してしまっていますが、切り欠きもとても上手くいきました。

水槽左側からの写真です。
オーバーフローBOX部の切り欠きです。
アップの写真です。
給餌用キャップ部写真です。
給餌用キャップ部写真2です。
センター部写真です。
5mmのガラス有り無しでPAR値を測定した所、20%程度の減光が見られました。
もちろん測定したのは弊社開発のPARメーターです。
また1点だけ、もう少し詰めれたと思った場所が有りましたので改定した図面情報を下に置いておきますので、必要有れば利用してみてください。
オーバーフローBOX部の隙間を5mmだけ詰めてあります。
ギリギリ攻めるなら10mm詰めても良いかもしれません。
皆様良いアクアライフを!!
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