【長編大作】900×450×600サイズオーバーフロー水槽でのDEP-10000使用事例【お客様レビュー】

お客様レビュー完全編のご紹介

先日のブログでもお伝えさせて頂いた通り、想像を絶する程DIY精神に溢れた綺麗な配管組を行った上で、ワードで７枚・パワーポイントで１５枚にも及ぶレポートを頂戴しました。

当社にて加筆訂正すると、レビューを頂きました方の思いが伝わらないのでは？と考えほぼ原文ママでワードレポートとパワーポイントスライドを掲載させて頂く事にしました。

※お客様のプライベートが垣間見えたり、名前の記載が有る部分のみ修正させて頂きました。

長編大作になりますが、本当に参考になる内容が随所に散りばめられており、詳細に記載された記録は必見です。

※質疑編はこちら

お客様レビュー（ワードファイル）

サフデザイン様HSBAOポンプへの交換および配管類変更について

1.経緯

水槽サイズアップを検討するにあたり、水中ポンプの変更を考えていたところ、サフデザイン様の「お勧めできない配管事例」のブログを拝見致しました。それを見て、サイズアップの前に現状の水槽システムは生体にとって良い環境であるのかを考える事となり、サフデザイン様にご相談を重ね、HSBAOポンプの購入に伴い配管類全体の変更を行いました。

【変更前の水槽システム全体】

・水槽　W90×D45×H60

・濾過槽3層式　W70×D40×H40

※ろ材は5層で上からドライ濾過でカミハタバイオボール、ウェット濾過でサンゴ砂L、エーハイムサブストラットプロとパワーハウスSを混ぜた物、パワーハウスM、バイオスフィア。スキマーの裏側にZOOXバイオメディアL

・メインポンプ　レイシー RSD-40A

・スキマー　ゼンスイGenesis DC900

・水流ポンプ　ネワウェーブNWA4000S　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

・ファンタスティックウェーブZX8000

・殺菌灯　ターボツイスト18w

※13Aサイズの配管とホース接続

・クーラー　ゼンスイZR-250

※ 16A配管から異形ソケットで13A配管とホース接続

・50Aピストルに16A給水管、その他配管は基本16Aサイズの配管とホース接続

以前、ポンプから16Aチーズでクーラー・本水槽側と殺菌灯側に分岐し、殺菌灯のリターンをクーラー・本水槽側の配管に合流させていましたが、サフデザイン様の「お勧めできない配管事例」のブログを拝見して、殺菌灯側のリターンを濾過槽のポンプ室に戻す変更を行いました。

2.今回の変更内容

サフデザイン様に何度もご相談し、自身で考えた結果、下記内容の変更を行いました。

①メインポンプをHSBAOポンプDEP-10000へ交換

ポンプ直上を配管接続したいため、サフデザイン様のブログを参考に25Aユニオンソケットを使用。

②配管レイアウト変更

ポンプからのメイン配管を16Aから25Aにし、25Aチーズで殺菌灯側13A、クーラー側25Aに分岐し、それぞれリターンを濾過槽1層目に戻しました。

③クーラー給排水ソケットを変更

クーラー給排水ソケットをユニオンは既存を流用し、13Aサイズから16Aサイズに変更しました。そのため、ポンプ側から分岐した25A配管から異形ソケットを使用して、25A→20A→16Aにしてクーラー給水側へ、排水側は逆の異形ソケットを組んで濾過槽1層目に戻しました。また、配管をコの字にして、配管下部に穴を開けて1層目に海水が行き渡るようにしました。

④ピストル作製

サフデザイン様のブログを拝見し、作製方法をご教示頂き、25A給水管にしたピストルを作製しました。

以上の交換、変更に伴い作製しました。

3 変更後の感想

①流量が驚くほど増えた。

ポンプ自体大きくなったと云う以上に、配管を16Aから25 Aに変更した事で流量が格段に増えた。

②消費電力が驚くほど下がった。

以前使用していたACポンプは消費電力65Wで以前の配管レイアウトではチョロチョロとしか本水槽に流れませんでしたが、HSBAOポンプは消費電力約半分のパワー55、消費電力33Wで今まで以上に強い水流が本水槽に流れていきます。

私見ですが、今までのポンプ流量は、HSBAOポンプの場合、おそらく配管経の大きさ等を考慮すると、パワー40の消費電力21Wくらいではないかと推測出来ます。

③海水が以前より綺麗になった。

以前より流量が増え、水槽全体の海水回転数が増えた事で、濾過機能が高まったと思います。しかしながら流量が多く、回転数を増やせば良いと云う話でも無いと思いますので、今後も経過を観察して適宜変更していきたいと思います。

④濾過槽の油膜がほとんど無くなった。

濾過槽の油膜も以前は気になっていた1つであり、当初W60×D39×H30の濾過槽を約4ヶ月前に現在の濾過槽に変更した経緯がありましたが、上記③同様に流量が増え、水槽全体の回転数が増えた事により、濾過槽内でも水の流れが増えた事が要因だと思います。こちらも今後経過を観察していきたいと思います。

4.反省点と今後の期待について

まず反省点としては、作製したポンプ直上の分岐配管作製で、サフデザイン様のブログに分岐側への流量を調整するためチーズ直上（本水槽への給水配管側）にボールバルブを設置する内容を見ていたため、ポンプ→分岐チーズ→ボールバルブと取り付ける予定が、誤ってポンプ→ボールバルブ→分岐チーズと接着してしまい、作り直しを悩んだ末に本水槽への給水配管側にボールバルブを取り付けました。機能的には問題ありませんが、給水側の配管が長くなってしまったため、ピストル側の配管との接続がイメージ通りになりませんでした。

また今回25A配管を初めて使用するにあたり、内径32外径41のトヨロンホース（サフデザイン様お薦め）を使用しましたが、ホースが太く取り回しが上手くいかなかったと思います。これは以前に比べ配管や継手類自体が大きくなり、接続する間隔が狭く、またホースの曲げ角度が小さくなるため、ホースが折れないように接続するのに苦労しました。自在ユニオン継手を要所要所に取り付けておいたので助かりました。

今後の期待とは、流量が増えたクーラーからのリターンを濾過槽1層目に戻すかたちにしたため、これからクーラー稼働時に以前よりも短時間で水温が下がってくれる事を期待します。これは、クーラーへの適した流量を調整する必要があると思いますが、明らかに以前よりも流量は多くなるため、クーラー自体の負担や消費電力を抑える事も期待します。また、リターンを濾過槽ではなく本水槽に戻す案もサフデザイン様から頂き、ブログも拝見したため、クーラー稼働時には様子を観察して必要であればチャレンジしてみようと思っています。

5.総括

今回、サフデザイン様HSBAOポンプに交換して本当に良かったと思います。流量は増えたのに消費電力は下がり、私見ですが本水槽や濾過槽の海水が綺麗になり、生体も以前よりも生き生きしたように思えます。

また、以前は13Aピストルや配管、ホースであったものを16A配管類に変更して満足しておりましたが、サフデザイン様のブログを拝見し、またポンプ購入前にも拘らず、何度もご相談させて頂きましたが、サフデザイン様の誠実なご対応を頂いたおかげで無事に配管類の作製、交換が出来ました。

正直もっと早くサフデザイン様にご相談していれば良かったと後悔しています。

何年も通っている海水魚ショップや超有名な老舗海水魚ショップ、某有名メーカーにご相談しても、サフデザイン様ほど真剣に聞き、考えて回答を頂けるところはありませんでした。

もうサフデザイン様のファンになりました‼︎

きっと、あなたもHSBAOポンプに変えたならば満足する水槽環境を実感出来ると思います。

最後に改めてサフデザイン様に心より感謝致します。

ありがとうございました。

お客様レビュー（パワーポイントスライド）

※赤字でコメント入れさせて頂いております

このままプレゼン発表頂けるような導入です

これ、完全に目から鱗です。私は何でもPC上で終わらせてしまうのですが、実物大に落とし込んだら絶対に間違い無いですよね。お勧めの作戦です。

当社ブログがお役に立てたようで何よりです。

自在ユニオンを至る所に配置するのは良いアイディアですね。配管切り離しやいざという時の起点にもなりますので、これもお勧めです。

穴を沢山開けるなんて、本当に細かい所まで意識が行き届いてますね。

多段での絞り込みですね。

表の写真にも使わせて頂きましたが、ポンプの上に聳え立つ配管！芸術的な配管組に脱帽です。

配管って結構重いんです。随所で支えるのとても大事だと思います。

狭いキャビネットの中での配管大変ですよね。

この角度からの詰まっている感大好きです。

夜の工場地帯を見てるような美しさが有ります。

排水間に合って良かったです。

詳細に纏めて頂き本当に有り難う御座います。パワーと送水口のイメージがリンクして見れますので、とても解りやすいです。

どちらの写真もクイーンエンゼルフィッシュとフレンチエンゼルフィッシュが綺麗に並んで写ってますね。生体が生き生きしているとお聞きして本当に嬉しく思います。

この度は本当に立派なレビューを頂戴し誠に有り難う御座います。

この配管組の凄さが多くの方に伝わり、皆さんのDIY精神を励起出来たら最高に嬉しいです。

info.saffdesign@gmail.com

皆様良いアクアライフを！！

最近米国からの多くのアクセスを頂いております。

本当に有難いことです。

Thank you for reading this blog.

I am sorry for the description in Japanese only.

This page article "Overflow Aquarium Pump."

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This blog is link free.