レッドシーリーファーの流量改善相談を頂きました
レッドシーリーファーを使ってミックスドリーフを楽しんでいるお客様から下記問い合わせを頂きました。
突然のメール失礼致します。
私はレッドシーリーファー170でミックスドリーフを 楽しんでいる者です。
約一年半でソフトコーラルから始まり、その後一年でハタゴイソギンチャク導入し、最近ミドリイシを導入しました。
現在のシステムで生体に問題はないのですが 流量が少ないことが以前から気になっていました。
現在のシステムはサンプから リオプラス2100(60Hz)で GEX Cool Way BK110, ゼンスイUV BAZOOKAを直線で配管し ハイドール回転式ディフレクターを 介して水槽に戻しています。
実は中古でこのリーファーを購入した際に 元の所有者自作の塩ビ分岐管が付いていたのですが ごちゃつくのを嫌ってクーラー、殺菌灯を直線で繋ぎました。 ショップの店員さんも分岐してもしなくても どちらでも良いとのことだったので。
ちなみに塩ビ管は捨ててしまいました(汗)
色々な場所に100回位記載させて頂いておりますが、ポンプ→クーラー→UVランプ→水槽という直列接続は100害有って一利無しです。
実は当方のブログをショップの店長様やインストーラー様がご覧頂いて取引に繋がったりもしています。
プロの方でも流量計を使って流量を測定されている方は殆どいらっしゃらないので、当方の各種ポンプ実験結果をご覧になられて興味を持って頂いているようです。
またこのお客様の構成に限りなく近い組み合わせでも実験を行ったことが有りますので、このメールを拝見しただけでどの程度の流量が流れているのか推察出来ちゃいました。
前置きが長くなりましたが質問があります。
・クーラーを接続するのに分岐管は必要なのか?
・直列で接続するのは良くないのか?
・直線で繋ぐ場合の推奨ポンプ
・クーラーへ分岐させた時の推奨ポンプ
ブログ拝見させていただき、6000が推奨かな とは思ったのですが、クーラー、殺菌灯、ディフレクター を直線で接続するとどうなのかなと思い質問させていただいたました。
ちなみにリーファーの配管に細い部分があるのはわかっているのですが排水口の改造までは私にはハードルが高いと考えています。 お忙しいところ大変恐縮ですが回答いただけると幸いです。とても丁寧な文章と共に、綺麗な3枚の写真を添付したメールを頂戴しました。
最近は、毎日数件のメールを頂戴しておりますので、少し返信が遅くなったりする事も御座いますが、基本的に全ての問い合わせに目を通して少しずつ回答して参りますので、もし問い合わせしたのに返信が無い!と思っているお客様は是非ともメールの再送信をお願いします。
殺菌灯の取り付け位置も良いですし、ろ材もたっぷりはいっているのにシンプルに纏まっていてとても綺麗ですね。
クーラーも真横にセットされており、最高のレイアウトでは無いでしょうか?
メールに返信させて頂きました
お問い合わせ有難うございます。
当方実験水槽とほぼ同じ構成ですね。
直列接続が駄目な点はこのブログをご覧頂くと判ると思います。
今まで流量を測定して公開している人が居なかった為、
皆さんポンプに記載の定格流量の6割程度は出力出てるだろう。位の気持ちで「うちの水槽は10回転してます」「うちは12回転です」なんて推測値を披露されておられましたが、実際は水槽用ポンプの能力はこんなものです。
という事で、直列接続は無しでお願いします。
1時間当たり回転数は飼育者様にそれぞれの拘り有りますので難しいですが、
この改造をして頂ければDEP-6000でOKだと思います。
(余裕の6回転/時間)
この改造が難しければ少し余裕を持ってDEP-8000なんてどうでしょうか?
もちろん配管はこのブログを参考に製作頂ければ結構ですし、もし難しければ弊社製品をご購入頂けましたらとても嬉しく思います。
※この同日に数回メールをやり取りをさせて頂いた所、DEP-6000とレッドシーリーファー用配管SPL(魔改造Ⅲオプション付き)を同時に購入頂きました。
標準キットと違い、ホースコネクターでの接続では無く、水槽接続側配管はVP20切りっぱなしになっています。
また、水槽側を改造する為の給水栓ソケットもセットにしました。
写真には写ってませんが、内径25mmのホース・ホースバンド・シールテープもセットにさせて頂きました。
※興味有るお客様は遠慮無くお問い合わせ下さい。標準品+2000円でご提供させて頂きます。
商品到着後すぐレビューメールを頂戴しましたので、ここに紹介させて頂きます。
※赤字は当方コメントです
お客様レビューのご紹介です
本日、ポンプ導入させていただきました。
最初の動画はリオプラス2100(60Hz)でのクーラー、
殺菌灯直結での水槽に戻る箇所(ディフレクター)の動画です。
ちょろちょろです。
※この写真に写っている物がキットの全てです(もちろん水槽は除きます)
おかげ様で魔改造IIIは簡単に出来ました。
太ホース(内径25mm)も熱湯で温めるだけですんなり接続出来ました。
ただその下の太ホースと配管部の接続が温めるだけでは奥まで入らず、白色ワセリンを少量だけ使いましたらするすると入りました。
ちょっとしたコツですね。
クーラーへのホースと戻ってきて殺菌灯に繋がるホースが硬くなっていたので少し苦労しましたがこの辺はシリコンホースに変更したいなあと思っています。
※色からするとエーハイム様のホースですね。元々硬いホースですし経年変化で更に硬くなってしまっていたのですね。
※そんなに大きくないキャビネットですが、とても綺麗に収まって安心しました
二つ目の動画はDEP-6000ポンプでのクーラー、殺菌灯分岐全開、リオプラス2100と同じ38W(75%)でのサンプに戻ってきた部分です。
流量にびっくりしました。こんな量見たことありませんでした。
※ポンプの能力も高いですが、配管接続部の狭さを解消したのも流量増に大きく貢献しています。
この動画はDEP-6000ポンプでのクーラー、殺菌灯分岐、38W(75%)のディフレクターです。
※先程の動画と比較してご覧下さい。早送りかと思う位ディフレクターが勢いよく回転しています
この画像は殺菌灯からの戻りです。確か出力50%の時だと思います。十分だと思ったのでとりあえず、今は出力50%で維持してます。今後調節するかもしれません。
※このホースは出来れば水槽から落水している配管が設置されている部分と同じ場所に戻して頂けますとベストです。
かなり余力を残して、今までよりも流量がアップしたので全体的にとても満足してます。
電気代も下がりますしDCポンプのいいところですね。
メンテナンスをしっかりして寿命が長ければ言うことなしですね。
※ご満足頂けたようで安心しました。どのポンプでも使用期間が伸びてくるとどうしても流量低下に繋がります。そんな時はポンプを分解して清掃頂くか、もし面倒臭ければ相当余力を残してでの使用になりますので、コントローラーをポチポチして頂ければ流量アップします。
今回は写真や動画をふんだんに盛り込んだレビューを頂きまして誠に有難う御座いました。
info.saffdesign@gmail.com
皆様良いアクアライフを!!
最近米国からの多くのアクセスを頂いております。
本当に有難いことです。
Thank you for reading this blog.
I am sorry for the description in Japanese only.
This page article "Diabolical Modified for RedSea Reefer."
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