毎日のように沢山のポンプ選定・配管計画の相談を頂いております。
余りにも多くの問い合わせを頂いている為、少し回答が遅くなっているかも知れません。
お待ち頂いているお客様には大変申し訳ございませんが、一つづつ対応させて頂いておりますので、少々お待ちいただけますよう宜しくお願い申し上げます。
また、その影響で余りにも沢山のポンプが売れている為、在庫僅かになってしまっています。ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、こちらも入荷連絡をお待ちいただけますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、今回は1000×600×600という面白いサイズのオーバーフロー水槽用ポンプと配管のご相談を頂きましたので紹介させて頂きます。
お客様から初めに頂きました相談内容です
1000×600×600・サンプ700×300×300のオーバーフロー水槽で海水魚飼育を検討しております。
その際のポンプはどの型番の物が良いのでしょうか?
送水管配管サイズはVP16になります。
クーラーにも分岐を考えております。
一度目の回答内容です
ご質問有難うございます。
以下条件を元に回答させて頂きます。
本水槽総水量:360L
濾過槽:63L
総水量:423L
充填率9割として380Lと仮定。
このブログ結果よりDEP-10000を使用して1,986L/Hで5.2回転/時間では如何でしょうか?
※クーラーへも送水有り
これ以上大きなポンプを使用しても、流路がVP16と狭いため流量はそれほど増えず電気代が掛かる一方となります。
どうしても10回転以上/時間必要で有れば、こちらのお客様の様に配管引き直しが必要となります。
配管計画等必要で有れば遠慮無く仰って下さい。
2度目のメールを頂きました
丁寧な文章と共に、配管アイディアを検討頂き下記資料を頂きました。
このように絵を書いて頂けますと、こちらの理解もお客様の理解も進みますので大変助かります。
配管関連は正直やり直しとても大変ですし、慎重に検討して1回で綺麗に決めたいですもんね。
頂いた絵を活かして回答させて頂きました
吐出側で2分岐は実験した事が有るのですが、吐出側で合流はさせた事が無いので、過去実績の有るクーラーからの戻りをオーバーフロー水槽の送水管に戻す方法を提案させて頂きました。
設置後に写真付きで報告を頂戴しました
さっそく夜中にコツコツと配管作業してみました。
ポンプも風呂場でテスト運転し、あまりの水量に驚きました‼️
本水槽へは30Aでも十分くらいかなと思うくらいです。
クーラーへの接続はホームセンターで見つけたソケットで対応しました。
色々な物を綺麗に自作されている様子が見て取れます。
大型オーバーフロー水槽設置とても羨ましいです。
アドバイスさせて頂いた通り、分岐後にきちんとバルブを入れて頂いております。
HSBAOのポンプはDCポンプ(直流ポンプ)になりますので、コントローラーで流量調整可能ですが、冬場のクーラー不要時期はバルブを締めることで省エネ運用可能ですし、メンテナンスの時便利ですのでバルブを入れる事をお薦めしています。
クーラーの戻りをしっかりとオーバーフロー管に戻して頂いていますね。
このような部品を使い自作されたようです。
VP25での吐き出しになりますので、コントローラーで出力を絞って頂いても十分な流量が流れます。
流量調整は是非このページを参照下さい。
この度は製品購入及び詳細なレポート有難うございました。
運用上で何か質問等御座いましたら遠慮無く連絡頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
info.saffdesign@gmail.com
皆様良いアクアライフを!!
最近米国からの多くのアクセスを頂いております。
本当に有難いことです。
Thank you for reading this blog.
I am sorry for the description in Japanese only.
This page article "Overflow Aquarium pipe design."
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