DEP-12000の最大流量確認を行いました
今回は、HSBAOのDEP-12000(12,000L/H)の最大流量測定を行います。
本ポンプは取扱ポンプのうち3番目に大きなサイズのものになります。
VP40給水栓ソケット配管で立ち上げて2分岐化しました。
40×20のチーズを使って1系統をクーラーやUVランプへと接続して、もう1系統をVP25に絞って水槽に送るオーバーフロー管に接続した際の最大流量を確認しました。
*過去ブログにも記載しましたが、ポンプ→クーラー→UVランプ→オーバーフロー管のような直列接続はクーラー不使用時期の省エネの観点からお勧めしておりません。
VP40からVP25への絞込は写真で見ても無理有りますね。
このポンプを小型水槽に接続して使う方はいらっしゃらないでしょうから、VP25接続のみのチェックとします。
では、早速実験動画を御覧ください。
結果です。
実験条件 |
流量 | 消費電力 |
1年間使用時 概算電気代 |
|
VP25O/F管 |
VP40→2分岐→VP25O/F管 *クーラー側へのバルブ閉 |
3.540L/H(59L/分) |
90W | 21,286円 |
VP40→2分岐→VP25O/F管 *クーラー側へのバルブ100%開 |
3,300L/H(55L/分) | |||
VP20→16mmホース→クーラー *クーラーへの流量 |
13.9L/分 |
【纏め】
DEP-10000と測定結果に殆ど差異が有りませんでした。
どころか、DEP-10000より成績が悪くDEP-8000に限りなく近い結果となりました。
正直、このポンプの能力を使い切るには配管サイズが細すぎると思います。
消費電力量を考慮すると、通常のオーバーフロー水槽にこのポンプを使用するのは勿体無いと思います。
やっぱり配管サイズを大きく絞り込む事は良くないようですね。
皆様良いアクアライフを!!
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