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ゼンスイ様のうず潮を使った性能実験

まずはお客様から頂いた水槽写真をご覧下さい。

 

この大きさ半端ないです。

 

中で泳いでいるアリゲーターガーが小さく見えるレベル。

 

それもその筈、この水槽の大きさはなんと2400×1200×850mmです。

 

濾過槽含まずに推定約2,500Lの弩級水槽になります。

 

DEP-20000を試してみたいとの問い合わせです

 

このお客様は当方ポンプのヘビィユーザー様で、お友達の水槽立ち上げ用ポンプ含めて複数台購入頂いております。

本当に有難う御座います。

 

現在、この水槽はDEP-10000とうず潮を使って濾過されているのですが、どうにも流量が少ないとお悩みのようで、”当方取扱の最大級のポンプを試してみたい”と問い合わせを頂きました。

 

当方が実験に10分程度使用したDEP-20000が御座いましたので、ポンプと流量計も貸し出して性能実験にご協力頂きました。

 

何故、流量計を貸し出したかと言うと、このお客様は15Lのバケツとタイマーを使って36L/分と割り出したと連絡頂いた為、より良いデータ収集の為にキーエンス社製流量計も貸出させて頂きました。

 

さらっと書きましたが、皆さんゼンスイ様の”うず潮”ってご存知でしたか?

私は本問い合わせを受けるまでは一切存じ上げませんでした。

 

調べたら、池用のろ過装置で、最大濾過水量はなんと30ton

*30Lでは無いですよ、30,000L対応です

 

お客様の水槽は濾過槽・配管(VP25と内径25mmホースで約3m)・うず潮合わせて推定水量3ton近く御座いますので、うず潮Z-108を使われている事納得です。 

 

では、お客様から頂いた写真と共に結果発表させて頂きます。

 

まずは流量計取り付け写真です。 

うず潮Z108はVP25で配管組まれている為、流量計はFD-Q32Cをご利用頂きました。

 

濾過槽が巨大な為、ポンプがとても小さく見えますが、このポンプはDEP-10000ですので、とても大きなポンプで長さ230mm(給水カバー含まず)御座います。

 

このポンプで36L/分(2,160L時間)しか出ないなんて、正直何かの間違いかと思いました。

 

当方実験水槽(90cmサイズオーバーフロー水槽)に、DEP-10000をVP25で接続すると82L/分(4,920L/時間)の流量が確保出来る事は測定済みです。

 

どうしたDEP-10000と思いながら報告を待ちました。 

 

DEP-10000での測定結果

結果は、バケツ測定の正確さが証明された33L/分でした。

 

やはり、配管が長い事と途中でホースコネクターを使ってホースに接続されていいる事が影響されて思ったようにポンプ能力発揮出来ていないようです。

 

DEP-20000での測定結果

正直消費電力量は倍になってますので、倍とまではいかないまでもDEP-10000と比較して1.5倍程度は流量流れると思っていましたが、結果は、残念無念の39L/分でした。

 

で、お客様のコメントは下記の通り。。。

今回のテストの結果、配管が細い事と"うず潮"の特性で、砂がぎっしり入っている事により流量が増えませんでした
流量2割増で消費電力量倍ではメリット少ないですね

正直ぐーの音も出ません。

 

やはりポンプ自体の能力も重要ですが、そこに至る配管やホースの取り回しや接続先の負荷も流量に、とても効いてくる要素で有ると再認識させられました。

 

やはりポンプ選びはとても難しいですね。

 

お客様性能測定のご協力本当に有難う御座いました。

 

 

今回のポンプは当方の実験とお客様宅での実験でトータル1時間程度しか使用しておりません。

近々にヤフオクに出品致しますので、是非ご興味有るかたはチェック&落札お願い致します。

 

 

新しく水槽立ち上げたいけど、ポンプサイズ選びや配管計画困っている方いらっしゃれば遠慮無く連絡頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

 

もちろん、当方からポンプを購入頂けますと幸いです。。。。

 

info.saffdesign@gmail.com