DEP-4000の最大流量確認を行いました
今回は、HSBAOのDEP-4000(4,000L/H)の最大流量測定を行います。
本ポンプは取扱ポンプのうち小さい方から3番目のサイズです。
ポンプ単体で、VP16とVP20とVP25配管で接続した際の流量の差を確認しようとしたのですが、ポンプ→クーラー→UVランプ→オーバーフロー管のように直列で接続した際の流量も知りたいとのメールを頂きましたので、今回は直列接続での流量確認もしました。
写真では差がわからないかも知れませんが、VP16,20,25接続での実験写真を載せておきます。
下の写真は、ポンプからクーラーを経由してオーバーフロー管へと接続している様子です。
下の写真は、ポンプからクーラー・UVランプを経由してオーバーフロー管へと接続している様子です。
では実験動画を御覧ください。
結果です。
コンディション | 流量 | 消費電力 |
1年使用時 概算電気代 |
VP13オーバーフロー管に直接接続 | 1,446L/H(24.1L/分) | 41W | 9,697円 |
VP16オーバーフロー管に直接接続 | 1,734L/H(28.9L/分) | 43W | 10,170円 |
VP20オーバーフロー管に直接接続 | 2,202L/H(36.7L/分) | 44W | 10,407円 |
VP25オーバーフロー管に直接接続 | 2,460L/H(41L/分) | 44W | 10,407円 |
クーラー経由してVP16オーバーフロー管に接続 | 738L/H(12.3L/分) | 47W | 11,116円 |
クーラー・UVランプを経由して VP16オーバーフロー管に接続 |
726L/H(12.1L/分) | 41W | 9,697円 |
*一番上に記載したのは先日測定した結果となります
【纏め】
- オーバーフロー管が太い方が多くの流量が流れました。元々の流量が少ないのでVP25塩ビ管を接続してもそれほど流量が増えないか?と思っていましたが、配管サイズに応じて順当に流量が増えました。
- 一般的なオーバーフロー管サイズでは有りませんが、やはりVP20程度の太さが有るとオーバーフロー水槽での使用時にポンプ型番の半分程度の流量が得られることが判りました。VP25塩ビ配管接続した際には、ポンプ型番の60%程度の流量を得ることが出来ました。
- クーラーを経由して接続すると、ポンプ能力を全然活かせない事が判りました。以前からお勧めしている通りクーラー側とオーバーフロー管への接続はポンプ直上で2分岐した方が良いのでは?と再確認しました。
*次回はDEP-4000を使用してポンプ直上で2分岐した際の流量を測定したいと思います。
皆様良いアクアライフを!!
コメントをお書きください
管理者 (火曜日, 21 11月 2023 12:35)
コメント有難うございます。
あまりにも沢山の試験をしているので忘れてしまっていますが、13A×40A×65A状態で4000L/時間程度は流せたと思います(ギリギリ)16AにDEP-8000を繋いだデータは御座います。https://www.saffdesign.com/2018/04/25/hsbao-dep-8000%E6%80%A7%E8%83%BD%E5%AE%9F%E9%A8%93/
40Aと50Aで流せる流量の差は判らないのですが、DEP-10000をVP25で接続したとしても5000L/時間程度しか流せませんので、VP16で送るので有れば排水の心配は不要と思われます。コメントのみで恐縮ですが宜しくお願い申し上げます。